エジプト紀行 妃様の裏話 part2

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エジプトでは、ツアーでの参加となりました。

それは、言葉に不自由があることと、治安としては決して良い国とは言えないからでした。

けれど、妃様がツアーに参加するということは、歩かなければならなかったり(何か月ぶり?)

物乞いや物売りにカモにされたり(それは、本当にいいカモでした)

暑かったり(40度の温度より、紫外線が気になる妃様)

ご飯がまずかったり(全ての人が食欲をなくす有様)

そんな集団生活をかいくぐるために、ガイドさんと仲良しになり、

行かなくても良い内容の時は、冷房の効いたバスの中で休憩を取らせてもらいました。

(エジプト人の運転手さんがご機嫌でトイレがあることを教えてくれました)

物乞いが多い通りを歩くときは何故か警察官が妃様の横に張り付き、

専用のSPかのごとく行動してくれました。

なぜ、集団行動なのにこのようなことになるのかは、非常に不思議です。

さて、そんなエジプト生活に別れを告げるために飛行機に乗ると、

まだ飛行機が飛び立つ前に妃様は夢の世界へ旅立ちました。

そして、隣の席のエジプト人を枕にされておりました。

エジプト人は人間枕として、忠実にその役割を果たし、

例えなかなか飛び立たない飛行機の中で電話がかかってきても、

枕の役割をやめることはありませんでした。

機内食が運ばれてきても、妃様は起きることなく過ごされました。

紅菫が勝手にチキンを注文してテーブルに置くと、

目を閉じたまま、それを食されました。

やがて、窓から漏れる日の光で目を覚まし、

隣の慌てるエジプト人に気づかずに日光を遮断されました。

紅菫が思わず、

「その方は、ずっと妃様の枕になっていてくださったんですよ」

と言っても

「日が当たってたから閉めたのよ」

とおっしゃり、おやすみになられました。

帰ってから、隣の席のエジプト人のことをお話ししたのですが

「え?隣の席は紅菫ちゃんでしょ?」

と、エジプト人の存在は既に記憶から飛んでいるご様子でした。

なんと可哀想なエジプト人。

きっと、妃様の枕になるために産まれてきたのだろうと、

彼に思いを馳せるのでした。

では、今日はこの辺で。。。。


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