妃様新幹線の旅 2

103391-10

お出かけが本当に久しぶりだった妃様。

電車の中でひたすらご機嫌にお話を続けました。

そして。

ふと気がつくともうそこは駅。

「あ、駅だ!」

思わず叫ぶと、妃様は驚くような速さで立ち上がり、

スーツケースを引っ張りながら歩くと、階段をスーツケースと一緒に

転がっていきました。

気がつくとホームにいましたが、

「あ、コート忘れちゃった」

とのんびり紅菫を振り返りました。

「ええ??」

「スミレちゃんが絶対に毛皮は着てこないでくださいねって言うから、

普通のコートにしたんだよ」

そう言っている間に電車のベルが鳴り響く・・・・・・

「あ、みてー」

指差すところに妃様のコートがぶら下がって。

荷物置き場にきちんと入れていないから。

「取ってきましょうか?」

「ダメだよ。危ないよ!」

妃様が怒るのは危険なときと、非効率なとき。

怒っているようには見えないけれど、従っておくことにしました。

「新しい春コート買っちゃおう♪」

本当に毛皮を着てきていなくて良かったと。

心の底から思った紅菫でした。。。。


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