慈悲

20120110145427212

こんにちは、真樹です。

日常生活の中で高齢者の方と触れ合う機会が多い私。
長い人生を歩んでき方たちだけあっていろんな人生経験をお持ちです。
中には群を抜いて深い愛をお持ちの方もいらっしゃいました。

ある日、とあるおばあさんのお部屋にうかがった時のこと。
部屋に入るとその女性は床の隅で何やらブツブツ言っている。
「何をされてるのですか?」
「え?いやぁ、この子が私の部屋に迷い込んでてね~」と見るとまだ子供と思われるヤモリがテクテク歩いてました。
「じゃあ、私が追っ払ってあげましょう。」と言うと
「いいよ、私がやるから」と静かにそして優しく、掌に乗せ「ねぇ、私の部屋を守ってくれてるのはありがたいけど、うっかり踏んづけちゃうかもしれないから、他の方のお家を守ってあげてね」とそっとベランダに放してあげました。

そして守宮のトコトコ歩いていく後姿を見ながら
「お兄さん。あんな小さい生き物だって一生懸命生きてるんだよ。それをコイツ邪魔だといって追い払われたら可哀想だろ。人間と何ら変わりないんだよ。まあ、害虫だったら私もさてどうしたものか?と困っちゃうけどね~フフフ♪」

単なる虫好き、動物好きの類ではない。そんなものではない。
優しく微笑みながら言っている。刺々しさが全然ない。
何か言葉では言い表せない深い愛を感じました。
そして、それから数か月後この方は自分の人生を全うされ終えました。こういう方です。きっと天国に行かれてることでしょう。

皆さんはどれだけ身近な動物や植物や物に優しくしてますか?
無理して優しくする必要はありません。
今は全くできなくてもいい。
でも、少しづつ少しづつしていくときっと優しい家族、恋人、人間関係が築いていけると思います。
だって、そのおばあさまがそうだったのですから。


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